北インドと日本をつなぐ食を通じた栄養改善プロジェクト

概要

活動地
インド
活動期間
2019年度〜2021年度
プロジェクト目標
栄養バランスの取れた食生活の家庭を増やすことにより農村住民の栄養改善が行われる。
活動実施団体
特定非営利法人 アーシャ=アジアの農民と歩む会

強固なカースト制度、男尊女卑が残り、所得、生活水準、健康水準の指標がインド全土で最も低い地域において、幼児を持つ農村女性の栄養への意識が高まり、家庭の食生活の質が向上して、幼児の栄養状態が改善する活動を展開します。このため、農村女性に対して、90種以上の栄養素や機能性成分が豊富に含まれるとモリンガを栽培し、家庭でも摂取することを奨励します。さらに、収穫したモリンガの葉を粉末加工し、インドおよび日本で販売するシステムを作り、販売で得た収益を農村女性へ還元します。また、農村女性が健康と栄養、モリンガ料理について学び、家庭の食生活の質を高め、家族の栄養改善に努めるように啓発します。

関連プロジェクト

ネパール国パンチカール市第1区 2025年度~2027年度予定
自家製栄養パウダーを用いた栄養ドリンクによる、5歳以上の子どもの食の改善
実施団体:特定非営利活動法人ラブグリーンジャパン
ラオス人民民主共和国カムアン県 2021年度~2023年度
ラオスの美味しい昆虫食普及プロジェクト~養殖昆虫のフードシステム構築~
実施団体:(特非)ISAPH(アイサップ)、(特非)食用昆虫科学研究会
ガーナ共和国 アッパーウエスト州 2018年度~2020年度、2021年度~2023年度
ガーナにおける住民の栄養改善を目指した新規家畜グラスカッターの飼育プロジェクト
実施団体:グラスカッター飼育による農村改革(ギフト)