ラオスの美味しい昆虫食普及プロジェクト~養殖昆虫のフードシステム構築~

概要

活動地
ラオス人民民主共和国カムアン県
活動期間
2021年度~2023年度
プロジェクト目標
養殖昆虫の生産/買取、流通、販売のフードシステムのプロトタイピングが達成される
活動実施団体
(特非)ISAPH(アイサップ)、(特非)食用昆虫科学研究会

ISAPHと食用昆虫科学研究会は、ラオス農村部の住民と協働し、食用昆虫の養殖技術を推進しています。しかしながら、「昆虫は自然界から採集する食材」という認識が強く、養殖した昆虫が余っても売り場や買い手探しに時間がかかり、養殖の継続は簡単ではありません。この課題を解決するために、本プロジェクトでは、「養殖昆虫のフードシステム(モデル)構築」を目標といたしました。養殖昆虫の食味を落とさず加工・保存し、流通・販路を拡大し、新しい調理法・レシピの開発を通じて、生産→加工・保存→流通→消費のサイクルを整備します。日常的に昆虫を食べるラオスの食文化は強みとした事業です。これより、➀育てて簡単、➁食べておいしい、➂売って嬉しい養殖昆虫が広がり、この社会基盤を通じて農村部の子どもたちの栄養改善を狙います。

関連プロジェクト

ネパール国パンチカール市第1区 2025年度~2027年度予定
自家製栄養パウダーを用いた栄養ドリンクによる、5歳以上の子どもの食の改善
実施団体:特定非営利活動法人ラブグリーンジャパン
ガーナ共和国 アッパーウエスト州 2018年度~2020年度、2021年度~2023年度
ガーナにおける住民の栄養改善を目指した新規家畜グラスカッターの飼育プロジェクト
実施団体:グラスカッター飼育による農村改革(ギフト)
インド 2019年度〜2021年度
北インドと日本をつなぐ食を通じた栄養改善プロジェクト
実施団体:特定非営利法人 アーシャ=アジアの農民と歩む会